さらに話は高校時代に移る。

高校二年の時、特別編成の授業があって別のクラスの女の子と席が隣になった。その子はちょっと影のある性格でむちゃ自分の好みだったんだけど違う授業の時はいきなり八百屋のおねえちゃんみたいな性格に変わるんで話を合わせるのが大変だった。そしたらなんと八百屋の時の彼女に「もしかして○○さんと私、間違ってるっしょ？そっくりだけど別人だよお！だははは」と言われた。いやああの時はたまげたなあ、とそういう事を思い出す展開でもあった。

と言うわけで前半のキム・ノバクと後半のキム・ノバクは赤の他人とさせて下さい。俺は当然八百屋より前半のあれがいい。

ところでちょっと不思議な場面があった。

それは彼女が水中に身を投げるシーンだ。もし彼女が本当に死のうと思っているなら橋の上からダイブするでしょ？しかも彼の方は高所恐怖症ときている。なら絵的にもそっち（橋の上）の方がおいしいはず。

なんか地味な演出だなあ、と思っていたのだがこれは後々の話の展開の大いなるネタバレなんでしょうね。つまり彼女は最初から彼を騙すつもりだった、彼が高所恐怖症だと知っていて助けて貰うためには地味な場所から身を投げた、っていう意味なわけだ！

実はこの映画結構以前に観たのだがずーーーとこのシーンで引っかかっていたのよ。いきなりさっき閃いたんで思わず書き込んでしまいました（笑）