[コメント] 演じ屋 第壱幕(2001/日)
自主制作なのに連続ドラマという大風呂敷をしょっぱなから広げる快挙。なんとなくだが松田優作の探偵物語を思い出します。
冒頭から出てくるキャラクターが軒並みいけ好かない。むかっ腹が立つ事間違いなしなのだが意外な事にその彼らが抱える影の様なものがその背後にありその結果として表面上そういうキャラクターになっているという二面性を持っている。これが見事にどの登場人物にも当てはまるので途中人物のイメージがコロコロと変わること間違いなし。
にしてもそこが第一話の欠点でありつまりはどいつもこいつも最初はどうしようもないので見ていて辛い(笑)。逆に連作なのでその後良キャラに変貌していく率が高い後半に行くにつれて心地よさは上がっていく事になる。
それにしてもそのむかっ腹の立つキャラクター作りは才能の片鱗を感じさせてくれます。
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