[コメント] サンゲリア(1979/米=伊)
おせじにもストーリーが優れた作品とは言いがたいが、後半の銃撃戦が緊迫感があって中盤までのだれた展開を巻き返して非常に楽しめるアクション映画となった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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消息不明となった父親を探す娘と記者のゾンビ・アクション映画。
ストーリーはジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』や『ジョーズ』などの恐怖映画を合わせたような感じで、前半から冗長で退屈な展開で、おせじにもストーリー展開に優れた映画とは言いがたい。またショックシーンの見せ方もテンポが悪く、『死霊のはらわた』のようなショックシーンを楽しむ作品と割り切ってみてもかなり期待を裏切られる。
しかし、後半は『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を意識したような教会でのゾンビ対人間の籠城銃撃戦となって、中盤までのだれた展開を一気に巻き返して非常に楽しめるアクション映画になった。とにかく主人公たちが教会の入り口を突き破って大量に迫ってくるゾンビを倒しまくる銃撃シーンは緊迫感に優れていた。この銃撃シーンだけで☆3つをつけたといってもいい。
シーン的には水中で突如現れたサメとゾンビが戦うシーンはなかなか笑えた。そこまでしてまでサメを食いたいのか。それと科学者の妻がゾンビに頭をつかまれて目を木の破片に突き刺されるシーンはかなり痛々しかった。
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