シドのマジックを見せながらのしゃべくりこそがアイロニックなんだよね。それは死出の船の中でも上品な老夫婦に同じことを喋っていたことから察せられました。

細かいお笑いがちりばめられていて相変わらずなんだけど、今回はキャスティングにやや難があるように感じました。スカーレット嬢もアレン作品では「かくあれかし」と言わんばかりの熱演ではあったわけだけども、コメディエンヌとしてはどうかな？

まあ次作まではおつきあいしますよ。