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[コメント] レスラー(2008/米=仏)

プロレスという虚実ない交ぜな世界を愛する人間の哀切や優しさを、そのまま哀切に満ち、優しく描いて見せた作品。
G31

 ロバート・アルドリッチの『カリフォルニア・ドールズ』が、プロレスという虚実ない交ぜな世界の痛快さを、そのまま痛快に描いて見せた作品だとすると、本作はこの世界を愛する人間の哀切や優しさを描いた作品と言える気がする。プロレス映画(という映画のジャンルをいま拵えた)の双璧である(いま拵えたのだから当然だが)。

 娘のアゴが、実はアントニオ猪木の娘なんじゃないかと疑うくらいしゃくれていて気になったのと、勤めていたスーパーをあんなにまでぶち壊してしまうのが見ていて少し悲しくなったとか、まあ、いくつか。

(評価:★4)

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