[コメント] ヴェロニカ・ゲリン(2003/米=アイルランド=英)
悪い奴ほど確実に滅びる。今のうちによく寝ておけ。みたいな映画(だいぶ違う?)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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知的で行動力があって正義感も強いジャーナリストが、いくら女としての魅力も兼ね備えている、とは言っても、女優として美しさも超一級品のケイト・ブランシェットの魅力にかなうはずあるまい、彼女(ヴェロニカ)の人生を美化する気持ちが多少は入ってるのかな、という想いを拭い切れずに観はじめた。
だが、話が進むにつれ、だんだんとそういう想いも薄まっていき・・・。
最後に本人(ヴェロニカ)の顔写真が映されるのだが、この一枚の写真だけで十分に分かる。ケイト・ブランシェットより、ヴェロニカ・ゲリンの方がはるかに魅力的な女性だ。
ケイト・ブランシェットは、われわれの時代が生んだ偉大な人物を演じるという、大きな仕事に果敢に挑み、とても頑張っていた、と今は思える。
真の”悪党”はこういう映画を観てせせら笑うか? そんなことはないだろう。ビビりまくってションベンちびっているはずである。奴らが一番恐れているのは”市民社会”ってやつなんだから。
80/100(05/01/02記)
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