「技術を過信する(あるいは自然を甘く見る）としっぺ返しに合うぞ｣といういつものクライトン節が冴えわたる。

『コンゴ』『スフィア』『ジュラシック・パーク』などと比べると、(作られた時代が違うから)技術的には見劣りするが、お話は構成がシンプルで一番優れているかな。ただ挙げた３つは、原作の小説はどれも面白い。ウエストワールドは映画用に書き下ろした脚本なのではないだろうか。

『ツイスター』は珍しく科学技術礼賛なので、これも比べて観ると面白い。