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[コメント] さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(1978/日)

まわりはみんな感動してたけど、子供心に「なんか、ちがうんじゃないか?」と思想的なヤバさを感じた映画。タマネギの皮むきのごとく、徐々に強さを発揮する彗星帝国にはちょっと燃えた。
すやすや

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 子供心に最後にヤマトで突っ込むことに納得ができなかった。まあ、単純なハッピーエンドじゃないからなのかもしれないが、「打つ手がないから突っ込む」じゃ、沖縄沖に沈んでいる戦艦大和と同じじゃん。乗組員は日本人ばっかだしさ。たとえ、結果的に死ぬようなことがあっても、少しは知恵を働かせて、「人類もなかなかやるもんだ」的なエンディングじゃなきゃ、カタルシスもないし、コドモの私も納得できません。  仲間はみんな彗星帝国内の肉弾戦で死んでいくし・・・。まあ、真田さんの「こんなこともあとうかと、オレの腕には水爆が仕込んであるんだ」のセリフには笑ったけどな。アンタ、そんな危険なもの腕に入れとくなよ!!

 真田さん爆死で、彗星帝国崩壊、超巨大戦艦出てきてたところで沖田館長の幽霊登場で、なにげに弱点教えてくれて波動砲で撃沈。でも、同時に超巨大戦艦側も波動砲を撃って、ヤマト真っ二つに大破。でも、乗組員は脱出。  てなあたりが、納得できるシナリオのラインかしら。まあ、普通なんだけどね。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)ムク IN4MATION[*] アルシュ[*]

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