[コメント] 理由(1995/米)
個人的には「人は見かけで判断しちゃいけない」という教訓になった。死刑反対論者に一度は見せたい。ただ、ボビーアールの行動にいくつかの疑問は残る。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ちなみに死刑反対かどうかはどうでもいいけど、娘や妻を人質に取られ殺されそうになったら死刑反対論者でもその犯人を刺し殺すという展開は人間臭くてとてもよい。
冒頭、アームストロング教授が死刑廃止の是非を問うシンポジウムにおいて、死刑廃止反対(もしくは時期尚早)論者から「あなたが被害者の遺族の立場なら?」と問われるシーンがあるが、まさか後の伏線になっていたとは! 意外性があって面白かった。
ただ、ボビーアールがアームストロング家に対して復讐を計画したとして、なぜ8年も待ったか、そもそもなぜアームストロング教授の娘を先に殺さずにフロリダの白人少女・ジョーニーを殺して捕まるようなヘマをしたのか、仮に服獄中、逆恨み的にアームストロング家に対して復讐を思いついたとして、なぜ「死刑が確定してしまうまで」何も行動を起こさなかったのか、という疑問は残る。
死刑が確定し独房に入っている間にボビーアールとプレア・サリバンが共同して計画を立てる時間と空間があったかどうか怪しい。
あと、タニー・ブラウン警部、証拠となるナイフを素手で触るのはやめたほうがいい。
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