このあと二人は、人気が下がると元死刑囚をチームに加えて人気上昇ってのを繰り返して、最後には総勢１７名の大所帯になったという。しかし、いろいろやったが人気は戻らず、ついには再びマネージャーを殺害し脚光を浴びようとするのだったが…！なーんて、そんな後日談までが必要だったか？でも、書いてて「安易過ぎね？」とか自分でも思う。ダメだー！それ以前の問題だ、きっと。

当然だが、ミュージカルなんで音楽の好みによってもかなり評価が左右される映画ではある。単純にオレの好みとこの音楽の軽さ安易さが合わなかったダケと思い込んでもいいんだが、本当にそれだけの話なんだろうか。踊りは正直いってよく判らないので、彼ら彼女らが上手いのか下手なのかさえ判らない。でも、相当に練習したのかなぁ？ぐいらいの一生懸命さは伝わる。でも、正月のかくし芸大会の芸能人達ぐらいか（酷い例えだ）。で、（たぶん）下手なりに頑張っているその踊りと比例しない、この軽い余裕ちゃらちゃらでやってる音楽。そこらへんのバランスが悪いのではないか、と。

ま、何だかんだ言ってても、本場のシカゴジャズなんざ知らないんだけどさ（笑）

なんか表面だけのミュージカルなんだよな。本物感が無いっつーか、「さーコンサートだ！」って言って出かけたら「フィルムコンサートだったー」みたいなさー。ま、確かに映画なんだからフィルムコンサートなんだけど。

で、イロイロ考えた結果、キャサリン・セタ・ジョーンズが嫌いなんだって事が判明した＞そこかい

あと、この映画の前日に『アメリカン・ジゴロ』を見たせいで、リチャード・ギアの老けッぷりに落胆したのも一役買っていると言っておこう＞それもかい