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[コメント] インソムニア(2002/米)

[全面改稿]作品の出来以外のことで、今になって急にハラがたってきた。それはチラシ等の宣伝物に記載されている「あらすじ」。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







かつて、『シックス・センス』に感動した人が『アンブレイカブル』を面白く思わなかったと同じように、『メメント』『フォロウィング』にしてやられた人にしたら「つまんない」と思ってしまう場合が多いに違いない。どうしても「最後の大どんでん返しの仕掛け」に過度の期待をしてしまうのではなかろうか。

どちらかというと心理ゲーム。追いかけていた男が追い詰められてゆくさまがものすごかった。アル・パチーノもロビン・ウィリアムスも俳優として最高の演技でした。なぜヒラリー・スワンクなのかとも思ったけど、へんに色っぽい女優さんが出てきて、ラブストーリーになったりしないようにするための効果か?

<以下、ハラが立ったところです。>

●そういえば、映画を見る前にこの映画のチラシを見たんだけど、簡単なあらすじが書いてあったんだけど、「・・・17歳の少女が殺された。彼女は爪を切られ・・・・・・しかしそれは始まりに過ぎなかった。やがておこる第二の殺人・・・・・・。」うんぬんかいてあった。・・・「第二の殺人」って何?ハップの死ぬこと?やっぱり殺人だったの?。観ている最中は、また女の子が殺される連続殺人犯なんだとおもてしまった。 

●さらに別の記載物には、「やがておこる第二の殺人・・・まさか、あの男が?」とまで書いてある。推理小説の連続殺人事件じゃないんだから、(あるいはサバイバル・ホラーか)。これらの記載は映画の本質の楽しみを損なう、あるいは間違って認識してしまうものであり、私には許せなかった。

「俺に書かせろ!!!!」、はぁ、すっきりした。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)おーい粗茶[*]

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