[コメント] 愛の世紀(2001/スイス=仏)
それでもなお敬意をこめて星を捧げたいが… ■ ただ、それでも僕が心を打たれたのは事実だ。間違いない。確信できるし、それを根拠に「人に観ても良いのでは」と勧めることができる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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それでもなお敬意をこめて星を捧げたいが、なにせ魅力あるが、僕には難解。現在二度鑑賞したがまだおおまかにも理解できていない。なにせ字幕が矢継ぎ早に表示されるのでそれを追っているとせっかくの美しい映像も見損なってしまう。もったいないが、しかし仕方がない、でももったいない、、、あぁ〜もう〜仏語習う時間もお金もないし〜、みゅ〜っ!(煩悶)
・・・ ただ、それでも僕が心を打たれたのは事実だ。間違いない。確信できるし、それを根拠に「人に観ても良いのでは」と勧めることができる(現にしている)。
フィルムの終わりも間近な頃、エドガーは列車のなかでこう呟く。
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「かくて、わが物語も終わる。駆け足で過ぎ去ったイメージが残るばかり。シャンゼリゼへ行こう。だれよりも多くの影を従えて…。」
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これは、ゴダール氏の、自らの表現するメディア(映画という範疇におさめてもいいのか、ぼくは躊躇する)に対する、ある私たちへの指標と読めはしないか。
しかし僕は欲張りで、ゆえにまた躊躇してしまう。その影を抱きしめたいのだ、もっとしっかりと愛したい。だから、それをここでささやかに(勝手ながらも)表すまで、もうすこし(まことに勝手ながらも)お時間をいただきます。
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