正直いって期待してました。なんていったって、デビット・フィンチャーということで、いくらファイトクラブをたたかれても、今回は自らエンターテイメントだといっていても、なにかひとひねりしてくれるんだろーなーという期待もモロに裏切ってもらいました。

はっきりいってフォレスト・ウィテカー扮する他の泥棒二人とは違う、善人泥棒ヤロウが自分の思惑とは違ってどんどん泥沼にはまっていくとういうサブストーリーもまじえながら、最近おっぱいの位置も下がってきたジュデイ・フォスターがなんとなく親子愛を演じるなんでもないストーリーでした。

たしかにフィンチャーらしいスタイリッシュ？な映像（犯人が家に忍びこんでくるシーンのカメラワーク等）もあったけど、あんなもんは屁の足しにもならんね。

最後の警察がやっときたシーンなども盛り上げといてなんにもなしかい！って感じで、ホントの最後の母親と娘の新しい住居さがしのシーンなどはまったくもっていらないね。これをみて最後に”やっぱり住む所は娘と一緒に決めなきゃダメだね”という教訓を得られてよかったね、とういことなの？そんなことおもうか〜〜！意味不明です。

とにかく消化不良な映画でした。

最後に楽しめなかった理由の一つとして毎回、フォレスト・ウィテカーが出てくると俺には笑福亭鶴瓶でてきちゃったよ！（←三村風）と思って集中できかったことかな。