[コメント] ウィークエンド・シャッフル(1982/日)
筒井小説は登場人物が事件を起こす際、多くは感情を廃し、記号的に描かれることが多い。だからこそバイオレンスがスラップスティックにまで昇華され、その分実写化が困難になってしまうのだ。しかし、この作品はなかなか良いセン。コメディと割り切った上に配役の巧さが小説の面白さに近づいた。
(tkcrows)
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