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[コメント] オテサーネク 妄想の子供(2000/日=英=チェコ)

樹の又抱いて涙流すヴェロニーク・ジルコヴァーでもって、映画は女の涙を信じるなと教えてくれる。この何でも喰らってデカくなる怪獣、カオナシそっくりだがどうなんだろう(『千と千尋』は2001年)。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







たくさんある産着が赤ん坊がいないともったいないから育てた、という含みがあるのがリアルだ。バッチい食べ方は青山真治に影響を与えただろうか。木の俣の赤ん坊という話は以前観たことがある。それが映画か小説か論評かすっかり忘れてしまった。ともあれ有名な話なんだろう。娘のクリスティーナ・アダムツォバーはエリツィン大統領に似ている。たぶん再見。

(評価:★4)

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