[コメント] ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米)
ロマコメよりコメロマである点が好感を持てるSO-SO映画
コメディ要素の強いロマンス映画としてはよくできた作品である。レニー・ゼルヴィガーのデ・ニーロ・アプローチ的な役作りを生んだという点でも映画の強度をもちえている。ヒュー・グラントのコメディアンぶりもエキスパートの域に達した感があり、役者陣の面白みは十分に堪能できる。ただし、女性の自己中心的な人生語りのドラマスタイルはあまりに紋切り型となる。設定・人物・事件など語られる内容については食傷ものである。こうした流行ジャンルものももう一回りすれば新たな視点が加わり良質なドラマを生み出す契機となるであろうという期待をこめて、TV用に焼き直そう。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。