[コメント] H.G.ウェルズのS.F.月世界探険(1964/英)
科学進歩黎明期の、人類の発想力大爆発。前半部分は鶴田謙二の漫画「少年科学倶楽部」の原点とも思えるが、奇想天外度は本家の方が断然上。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ペンキみたいに塗るだけで空中に浮くなんて!真空内を素手で作業するなんて!ロケットが丸いなんて!転がるように着陸するなんて!酸素発生装置がまるで前衛芸術のように美しいなんて!月人間のコマ撮りの演技に哀愁があるなんて!王蟲のようなでっかい芋虫なのに骨格があるなんてええええ!
科学の進歩は人類から想像力を削ぎ落としてしまったのでしょうか。
それとも100年後の人々が今の私たちが想像している事を見たら、その突拍子のなさを楽しんでくれるのかしら。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。