お約束の展開だが、こういう展開が好きなせいかわからないが、めちゃくちゃ面白かった。最高！面白すぎる！

もはや、映画が始まって主人公がブルース・リーのファンって事がわかった地点で、すでに爆笑していたのに、街に『サタデーナイト・フィーバー』の垂れ幕がかかっているのにさらに爆笑。

そして、その後その映画を見る羽目になる主人公までも最高。

スクリーンからジョン・トラボルタがでてきて、主人公に教え込むシーンは、そんな風に映画を見れる主人公に少し憧れた。

しかも、弟の「女になる発言」に、妹の官能小説好き、親父の頑固。

こてこての友人達にこてこての展開。

だけど、そんなダサイ映画のダサイ主人公が、ダサくてダサくてかっこいい。

必死に必死にジョン・トラボルタの真似をしても、ベッドにブルース・リーのポスターがあったのは、まさにこの映画の本当の姿。

クライマックスのアクションには、爆笑爆笑。

なんでこんなに面白いんだろ。なんでこんなに熱狂するんだろ。