が、どうもテンポが悪くて、途中で飽きる。後半登場するヨット・オーナーの笑顔が救いになってたりして。

マリリン・モンローは、ちぐはぐな感じ(でも、ぶきっちょな感じが良く出ているといったほうがいいのか)がするし、”シュガー、いつでも体当たり”的設定が、なんだかつらい。 あんまり楽しくない身の上話をさせたり、だいたいステージ衣装もひどいし、えせヨットオーナーをくどくキス上手になってたりとか、こんなふうにシンボライズされてないと映画が売れんのかとちょっと考え込むなあ。 ラストで、桟橋を目指して必死に自転車をこいでくる彼女の逞しさというか、無鉄砲さが好きだ。