[コメント] プランケット&マクレーン(1999/英)
足らないもの、それはカンフー。
下水道を走り抜けるシーンやプランケットが疾走するシーンなどスクリーンをフルに利用にした随所に魅せる圧倒的な美しさは賞賛に値するし、全体的な色合いの統一性も悪くなく、ロバート・カーライル、アラン・カミング、ケン・ストットらの頑張りなんて、その動きだけで観るに値する。そんなアクセントは物語に深みを与え、印象は良い・・・はずなんだが、どうしても喰い足りない。
それはこんな出来の悪いB級カンフーみたいなプロットからカンフーシーンだけ抜いちまったような作りがダメなんだよ。気取るな!。闘え!。お前らは紳士強盗なんかじゃない!。鉄猿だ!。そんなオシャレにまとまるな!。観客も若い人ばかりじゃないか!。若い女の子に「こんなポスターなら貼ってもいいかな」なんて言わせるな!。こぢんまりまとまりやがって!。お前は中日の関川か!。秀才メガネで人力車引っぱれってんだこの野郎!。(失礼、最後の2つは関係なかった)
まあ、とにかく僕がこの映画を観て燃えたのは一瞬で、それもガスバーナーからスーっと刹那に炎が吹き出した程度だったということです。
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