[コメント] クジョー(1983/米)
クジョーの毛並みが最悪になるにつれ、物語が破綻していく…。この脚本で子供をダシに使うのも頂けない(あの犬くんも)。第一、家庭崩壊と狂犬病に結びつきが皆無なのは痛すぎる。気分を害された方は、お口直しに『ベートーベン』を是非。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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キングの原作は未読だが、これではキングらしさは全く感じられないはずで。キングが原作において、何を言いたいのかが微かに伝わってくる程度だ。
子役が頑張りすぎているのが泣ける。まさに迫真の演技というやつで、車内にて白目を剥き出しにしながら脱水症状に陥ってしまう姿や、母親に抱きつきながら泣き叫ぶ姿。この子は本気でクジョーが怖かったのではなかろうか…確かにそれでは「演技」とは多少ニュアンスが異なってきてはしまうけれど。最初、クーパー家を訪れた時にクジョーに触れる場面があるのだが、今思い出すと結構恐々と触れていたような気もするくらいだ。ただ、鑑賞後に思ってしまうのは、この男の子の演技が台無しとしか思えないほど酷い出来だったという点である。
監督と脚本家の力の無さを痛感。
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