[コメント] ルディ/涙のウイニング・ラン(1993/米)
情実を通用させてはいけない自由賛美のコンテキストで情実を扱おうとすると何が起こるか。情実が実効的となっても問題のないレベルまで自由が矮小化する。つまり、個人の選択が結果を左右しない自由が矮小化された状況で情実を実効化させる。
たしかにそうすれば腹立ちはまぎれるのだが、自由の矮小化は物語という教訓的言語体系と相性が悪い。そこで根性を見せるのがオリヴァー・ウッドの撮影技術である。
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