[コメント] チャンス(1979/米)
無茶ぶりできるセラーズに純粋結晶なプレーンキャラを当てたセンスはいいとして、彼が浄化する政界がもっと激しく汚濁に塗れててくれぬと物語は転がらずカタルシスも生まれない。高級感は滅法あるが薄味な割烹料理みたいで、しかも終盤は陳腐でさえある。
(けにろん)
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