[コメント] イグジステンズ(1999/英=カナダ)
現実と仮想現実の混同。でもこの映画のゲームではその危険はない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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“社会に悪影響を与える”という理由でゲーム開発者を抹殺する主人公ふたり。その後罪のない中国人にピストルを向けた時に彼に問われる。自分を殺す必要はないだろう、それとも自分達はまだゲームの中なのか?と。
ゲームの存在を憎みゲーム開発者を殺すにまで至った者ですら、現実と仮想現実の見分けがはっきりしていない。それともあまりにゲームがよくできていたために現実に戻りきれないのか。なかなか皮肉なエンディングだと思う。
でもこの種のテーマについてもっと違った描き方があったと思う。最後のどんでん返しはちょっと容易だったのでは?それに“ゲーム中”のシーンもテンポがいまいち悪くて全体的に信憑性が薄かった。残念。
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