[コメント] 知りすぎていた男(1956/米)
いちいち映画好きのツボをついてくるものだから、観ていて楽しくてしょうがない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
たとえばアンブローズ・チャペルのシーン。よくよく考えれば人ではなく、教会のことだとすぐ分かりそうなもの。というか一旦は教会じゃないの?と思ったにもかかわらず、観ているうちに自然と人のことだと思い込まされていた。そしてあのドタバタ劇。シリアスとコメディのバランスがいい作品というのは観ていて飽きない。
そしてアルバート・ホールでの狙撃のシーン。映画的に考えれば、狙撃を阻止して然るべきなんだけれど、ひっぱりにひっぱりまくるものだから、だんだん自信がなくなってくる。ハラハラする。シンバルが鳴り、首相が胸の辺り(実際には腕だが)を押さえても、すぐには無事が分からない。まあ無事なんだけど。
そこでほっと一息ついたのもつかの間、今度は息子の救出劇。さすがにこれは助からなけりゃ後味が悪すぎるし、助からせない必然性も見当たらないので、当然助かる。そしてジョーの友人たちが眠りこけてるところに、3人そろって登場。めでたしめでたし。これぞ映画の醍醐味。最高。
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