[コメント] 薄桜記(1959/日)
これは本当に下らない映画。価値観の風化は致し方ないとしても歴史モノでありながら物語る意志が皆無というのが許せない。ベテランというだけで大曾根辰夫や森一生の肩を持ったり、彼等が速成した「スタァ映画」なんてモノに無理矢理価値を見出す必要性を、俺は全く感じないな。
雷蔵・勝新共に全然良くないし、真城千都世に至っては冗談がキツ過ぎる。小道具の使い方もアホ臭い。
’80年代、ペザロ、ロッテルダム映画祭で上映され再評価を受けた作品だそうだが、吹き替えがよっぽど巧かったか、雷蔵の片腕が飛ぶショックシーンに過剰反応しただけだとしか思えない。
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