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[コメント] 欲望という名の電車(1951/米)

彼女の悲劇が何に端を発するのか、それは誰にも判らない。だが、忍び寄る老いがヴィヴィアン・リーを狂気の衝動へと駆り立てたのは確かだ。『風とともに去りぬ』のヒロインの鋭い眼光で男を見据える彼女の激しい自負と、額に刻まれたシワの悲しみは、決して同情を必要としていない。
(★4 水那岐)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)りかちゅ[*] デナ

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