[コメント] 父の祈りを(1993/米)
冤罪をテーマにした映画はハッピーエンドで終わっても、怒りの感情が収まらない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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古くは「岩窟王」=「モンテクリスト伯」から言われ無き罪に問われた主人公が幾多の障害を乗り越えその無念を晴らすという物語はありました。「モンテクリスト伯」は一応復讐を遂げることでカタルシスを感じることが出来ましたが、実話ではそうは行きません。
この映画を見ながらどうしても「権力」「社会構造」という物に対しての怒りを抑えられなかったし、見終わっても獄中死をとげた父の無念は自分に置き換えたらと思うと「悲惨」の一言です。父親が子供とどう関わっていくのが良いのかも考えさせられました。
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