[コメント] 野獣死すべし(1980/日)
何と言っても松田優作の魅力でしょ。兎に角恐くて格好良い。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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いやはや。凄まじい。さすが松田優作。静かに狂気に墜ちていく伊達邦彦の役は彼しか出来ない役。
詩を口ずさみつつ、銃をぶっ放すとか、彼に惹かれる女性(小林麻美)を撃ち殺すシーン、そしてリップ=ヴァン=ウィンクルの話を語り聞かせつつのロシアン・ルーレット。全て背筋がゾクゾクとしてくる。しかもその大半が静かに過ぎ去っていく。
ちなみに原作は私も大好きで、読んだのは中学生の頃だったと思うけど、そのパワーに圧倒されたものだ。
美しく、静かで、そして狂気に満ちたこの作品。素晴らしいぞ。
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