といっても、ケビンと田舎モンの相棒が立ったり座ったりデコボコになって前に歩いていくやつ(そんぐらいしかできない)。曲名は“Let's hear it for the boy”だったかな。内容はどうでもいいとは言わないけど、当時の中学生(だった私)にとって、映画はサントラから入るものでした。『フラッシュダンス』もそうですが、『ストリート・オブ・ファイヤー』、『ビジョン・クエスト』、『ビバリー・ヒルズ・コップ』、『ゴースト・バスターズ』etc....

どれも映画が公開される何ヶ月も前に楽曲だけ入ってきて、まずラジオでチェックして、サントラが出たらレンタルして、ビデオなんか持ってなかったのでＭＴＶとかテレビ神奈川の『ミュートマ(ワールド)』でビデオクリップをチェックして、映画が公開される頃には曲は廃れてるんだけど、それでも一応観に行くのは一連のイベントの締めとして、って感じだったかしらん。

この作品もプロデューサーか監督だったかが｢サントラの全曲をヒットチャートで１位獲らせる！」って豪語してて（第二十四の男さんのおっしゃるとおり、先にサントラありきの企画だったんでしょう)、実際ウチ３曲くらいビルボードでトップ獲ったんじゃなかったっけ？　『フットルース』とボニー・タイラーの『ヒーロー』、あと１曲は・・・？覚えてない。

せいぜい覚えてるのは当時25ぐらいだったと思われるケビン・ベーコンが、高校生に混じっても違和感ないなーって思ったことくらいかな。

一言で言うと、懐かしい、ってことです、長々とすいません。

(02/03/23記)

付記：先日仕事中にプロントでお茶してたら、有線からシンディー・ローパーの『ハイスクールはダンステリア』が流れてきて、その次がこれ(『フットルース』)、その次はカーズの『ユー・マイト・シンク』ときた。やめてくれよー、席を立てなくなるじゃないか！