コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 嗚呼!!花の応援団 役者やのォー(1976/日)

1、2作の山崎善弘はメインレンズに75mm(1/3)、3作の森勝は50mm(1/2)を使用、アップの印象が全然違うとのこと。映研の先輩が映画評ではレンズの種類の類推ばかり書いていたのを思い出した。何のことやらさっぱり判らなかったものだ。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







DVD付録の曽根監督インタヴーによる。雑誌「映画撮影」の世界ですな。

この2作目も愉しい。シゴキは「連帯の心と奉仕の精神を体得させるためのもの」とお題目が唱えられる現代の『二等兵物語』であり、ヤンキー文化に被害を被った記憶のある者は涙なしに観れないだろう。片桐夕子のストリッパーが素敵、再度来店していたらステージのうえに布団敷いている深見博に曽根らしい哀愁があった。なぎら健壱は70年代らしい過剰さ。

ラストは時間切れの投げやりでびっくりした。正月映画、併映は『サチコの幸』とのこと。観客にとって76年はどんな正月だったのだろう。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。