友達数人とテレビで観た。６人くらいいたんだけど、突っ込みを入れていたのはＡ、Ｂ、そして僕の３人。ちなみに、僕以外はゴジラ好きは一人もいなかった上に、途中から観たから、「これは沖縄返還を記念してつくられた映画なんだ。」とか説明をしなければならなかった。もう一つ言うと、僕が無理矢理誘ったわけではない。僕は予約録画だけして、後で観ればいいと思っていた。それどころか、深夜放送で、そろそろ眠りたいと思っていたのを、「ゴジラ観ようぜ。」と逆に誘われる形になった。

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Ａ「”スペースチタニウム”とはかっこいいな。」　僕（かっこいいとは感激だ。ダサいと言われるかと思った）

　……ブラックホール第三惑星人登場

僕「宇宙人が葉巻にワイングラスか。」　Ｂ「なんで宇宙人が地球人にメカゴジラの修理を頼むんだ？オーバーテクノロジーだろ？地球人にわかるのか？」　僕「兵隊ばかりで修理屋を連れてこなかったんだろう。」

＊ここでＣＭ

Ｂ「他のチャンネルはどうなってるのかな？」　（いきなり裸のねーちゃんが映る）　それまで黙っていたＣ「こっちを見よう！」　Ａ「ゴジラの方がいいな。」　Ｂ「俺も。」　僕（これこそ感激だ）　Ｃ「さっきのねーちゃんは何だったんだ？」　Ａ「ナントカっていうＶシネマだ。」　Ｂ「お前見たことあるんかい！」　Ａ「ある。」

　……フェリーで沖縄へ渡る主人公たち。シーサーの置物を狙ってブラックホール第三惑星人が部屋に忍び込む

僕「宇宙人がこそ泥か。」　Ａ「やり方がセコいな。宇宙人なら、壁を通り抜ける装置とか持ってないのか？」　僕「宇宙人が奪ってったのは偽物だって」　Ａ「なんで偽物を、怪我までして守ってたんだ？」　Ｂ「いつの間に、あんなそっくりなの調達したんだろうな。」

　……沖縄へ到着

Ａ「沖縄なのに車が品川ナンバーだぜ。」　Ｂ「本当に沖縄ロケか？」　僕「いや、フェリーで車ごと移動したんじゃないか。」

　……ピンチに陥る主人公たち

Ｂ「きっとまた、あのグラサン男か誰かに助けられるんだろ。」　Ａ「あ、助けられた。」　僕「これで３度目だ。なんて安直な……。」

　……第三惑星人の基地

僕「宇宙人のセキュリティが合言葉かよ！」　Ａ「なんで、一番肝心な基地が、こんな原始的な方法なんだ。地球人でも、もっとましだぞ。」

　……シーサーを呼び出す歌

Ａ「……歌いだしやがった。」　僕「恥ずかし……。」　Ａ「そろそろ終わりそうだぞ。」　（なおも歌は続く）　Ｂ「まだ続くぜ。」　僕「二番まであるのか。」

Ａ「……眠くなってきた。」　Ｂ「寝るか。」　僕「寝よう。」　Ｂ「他のチャンネルはどうなってるのかな。（チャンネルを変える）」　Ａ「あ、ミニスカポリスだ」　　Ｂ「（Ｃの顔を覗き込んで）もう眠ってる。」　Ａ「起きてたら見たがっただろうな。」