[コメント] 壮烈第七騎兵隊(1942/米)
プロット展開とキャラクタリゼーションはとてもいい加減だ。例えばエロール・フリン演じるカスターはかなり身勝手な男だし、オリビア・デ・ハビランドに出会って直ぐに殆どプロポーズしてしまう。またハビランドも受容する。中尉から准将へ昇進する展開も唖然とする。
だがこういう「現実らしさ」に照らし合わせた納得性を度外視すれば娯楽映画として良くできているのだ。何よりもリトル・ビッグホーンの戦闘シーンが出色だし、バート・グレノンの撮影は仰角を上手く使って良い調子だ。砦の部屋等で天井が見られるのも嬉しい。また案外インディアンの権利について考慮されているのにも驚く。
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