[コメント] 待ち伏せ(1970/日)
五大スター競演を意識しなければ、舞台劇にも出来るミステリー仕掛けの良い脚本だ。4人(といっても藤木弓は稲垣のペンネームだが)の合作だ。連続ドラマ「名無しの素浪人」の1挿話という見方をすれば、・・・
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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・・・という見方をすれば、医師くずれの原哲(勝)と依頼人‘カラス’(俳優は吉田義夫と思ったが、この人が八代目市川中車(九代目が香川照之)なんですね)、この2人の確執というか仲間割れ抗争に巻き込まれた主人公の話という事になる。
やくざ者弥太郎(裕次郎)は特に要らないだろう。おくに(浅丘)は色付けで入れただけ(いい女でしたが)。そして、錦之助。この役もサイドでしょう―演技としては、彼らしくなくて一番良かった。小役人根性丸出しという役柄を力演でした。
意識しないと言いながら、しっかり意識してますが。もっとも、楽しかったのは事実でした。
5人の前では、さすがの有島一郎も脇役に徹していました。
後、酒‘鬼ころし’は全国各地にあるが、愛知の‘清須城の鬼ころし’が一番旨いと思う(私は酒造メーカーの営業マンではありません。念の為)。
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