[コメント] 海と毒薬(1986/日)
クライマックスに迫真力が感じられない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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一回目の手術失敗は迫力あったのに。単純に、観客として手術シーンに慣れてしまったので、二回目に切迫感を覚えなかった。手術の件は一回きりにすべきだったと思う。しかしまあ、終戦間近だというのにゾロゾロ現れる将校たちは、これ実話だとしたら噴飯もの。
肝心の倫理観を上手く提示できてもおらず、戦時中はいろいろあるよねという間抜けな感想まで浮かんでしまった。小説はこんなんじゃないよ。映像で提示できないなら、長科白で見苦しくてもいいから倫理観を語らせるべきだ。これでは渡辺謙がただ臆病なだけではないか。
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