[コメント] イングリッシュ・ペイシェント(1996/米)
急告!TVで映画を鑑賞の皆さんへ。上映時間に注意しましょう。本作の場合、原品162分が計ってみると93分になっていた。何と69分(40%強)がカットされている。TVでは時間枠の為仕方のない処置だとは思うが、これという作品は劇場かDVDで鑑賞しましょう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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さて、この作品はアルマシー伯爵とキャサリンの不倫、そしてハナとシン少尉の恋物語(TVでは全部カット)の話だ。
キャサリンは夫と兄妹のようにして育ったという女で“男”を知らず、アルマシーは砂漠ばかりを愛する男で、これまた“女”を知らない“アルマシーぼうや”だ。砂漠が肩を押したともいえるが、例えばロンドン街中で出会ったとしても2人は不倫に落ちたのではないかと思う。
そして構図は、文明人(アルマシーとキャサリン)は自然に飲み込まれていき、自然と共生するインド人(シン少尉)と彼についていくハナは未来に希望を得た、とみえた。
一番良かったのは、砂漠の遊覧飛行シーン。音楽と共に最高だった。これもTV版にはなかったけどね。
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