[コメント] カルラの歌(1996/英)
我々はたくさん情報を享受しているけれども、真実についてどれだけ知っているのだろうかと考えさせられますね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ロバート・カーライルが演じる主人公がニカラグアに行ったのは、おそらくカルラの気を惹くためであって、ロンドンとかに行くのと大して変わらない感覚だったんじゃないかと思います。それが、現地で「真実」を目にすることによって、自分の感覚がいかに文化や歴史、価値観の違いを無視した独善的なものであったのかに気づいたからこそ、カルラから離れ、ニカラグアから離れてしまったんでしょうね。(まあ、米国的思考であれば、そこで離れずに付きまとってちょっかいを出してしまうのでしょうが・・・・)
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