[コメント] 死霊のはらわた(1981/米)
スプラッタ・ムービーの最初の作品。故に名作。
元はサム・ライミとその友人ブルース・キャンベルとが悪乗りして作った自主製作映画だったが、あまりにその出来が良いと言うことで、一般上映され、瞬く間に大ヒットとなった作品。スプラッター・ムービーと言う言葉は、この映画から始まった。
特殊な撮影技巧、アニメーションによる立体描写など、映像に関してはとても素人作品とは思えないほどに質が高い。ただ、流石にキャラクターは素人っぽ過ぎだし、後にブレイクするブルース・キャンベルもまだまだ弾け足りない。(その分、2、3での弾けぶりは目を見張らせるものがあるけど)
ストーリーは暗い雰囲気に包まれ、原因不明で次々に殺され、「奴ら」の仲間になってしまう人間の悲劇が強調されていた。が、不思議と「怖さ」とは離れたところにある。だからこそ、「スプラッター・ムービー」なのだろう。
とにかく全てが血まみれで、そういうのが好きな人にはたまらない作品かと。そういうのに嫌悪を覚える人には絶対にお勧めできないけど。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。