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[コメント] 13日の金曜日 PART2(1981/米)

その数年後に、彼は宇宙で殺戮を繰り返していると思うと笑いが止まらなかった。 2003年2月13日ビデオ鑑賞
ねこすけ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







オリジナルを未見で、シリーズ中盤(7作目前後)の二作品か三作品くらいは見た事あったし、何しろ『ジェイソンX』では大興奮して劇場で爆笑しまくっていただけに、もはや、ジェイソンのイメージは宇宙のイメージしかなかった。

それだけに、この映画を見ながら笑いの嵐。

まず冒頭。適当に「うーんうーん」うなされる女が、夢の中で昔を思い出して目が覚めて・・・殺されて・・・。って終わりかよ!その後彼女は全く出てこない。うーん、存在薄い・・・。しかもその後に続いたオープニングのダサさに再び爆笑。もう、笑うっきゃありません。

そして、アホなカップルが目の前でレッカー移動されている自分の車に気づかない。こんな奴が指導員のトレーニング?そらジェイソンも溺死するし、おかーちゃんも切れるわな。つーか「手前らどう見てもただのバカップルにしか見えないぞ!」

さらに登場人物がわんさかと居るので、「ジェイソンはこんなに殺すのか!?」と期待(?)していたら、なんと「前夜を街で過ごしたい奴!」とか張り切って街のバーに行ってやがる・・・おいおい、なんのための登場人物だよ。一人一人の影が薄くて、居ても居なくても同じで、おまけに行くときはトラック(?)の荷台にめっちゃ人乗ってたくせに、バーで映し出されるのは三人だけ(しかも、その一人はその後存在消えるし・・・)「脚本手抜きすぎ!」

そして、突然脱ぎ始め、湖で泳ぎ始める女。「お前は露出狂か!」

さらに、ジェイソンのトレードマーク、ホッケーマスクが登場しないのは知っていたが俺的には、こちらの袋被りの方が不気味で、そして何よりもマスク等よりも人間味が感じられず、冷たく感じてこちらのほうがいい。しかし、ラストで袋取り外して、その後シーン変わって窓からジェイソン飛び込んでスローになったと思ったら次のシーン。「えっ?手抜き?それとも狙い?」そう、「ポール君は何処行った!?」なのだ。つーか

「映画化する前に誰か気づけよ!」

ジェイソンも他の作品ほど強すぎず、あくまで「サイコキラー」のイメージがあり、まだ好感(?)が持てるし、母親に取り付かれた殺人者というイメージは多くのサイコキラーに通じるものがあるが・・・「なんで被ってる袋は片目しかあけないんですか?」ってな疑問もあるが、よしとしよう。

だって、その後彼は宇宙に羽ばたき(っていうか冷凍食品にされただけだが・・・)宇宙でも再びマスクと取られ激怒(?)し、殺戮を始めるわけだ。ジェイソンは俺が『ジェイソンX』を見た瞬間から俺の中のニューひー路なわけだ。別に突っ込み所があろうと許そう。

例え「どこからそのフォーク(あの長い奴)を持ってきたんだ?」とか「そのナタはどこにあったんですか?」だとか疑問が沸いても許そう。

何よりも前作を見てないからわからないだけかもしれないが(いや、きっと前作見てもわからんだろうが)「どうやって生き延びてたんですか?」なんて疑問も、宇宙飛行士(?)の彼だから許そう。

許せないのはアホなガキども。こんなアホが湖で指導員なんてやってたら、世界中がジェイソンで溢れてしまうよ。

しかし、何よりも爆笑だったのは、車椅子の兄ちゃんといいムードになっていた女。

勝負パンツに履き替え、その後香水を体中に振りまき、さらにはパンツの中にも!爆笑しました。さらにパンツ一丁で車まで歩いて行く始末。

「この映画は露出狂映画ですか!?」

という疑問以上に・・・

「車は二台しかないんじゃなかったのかよ!」状態。

このシーンでこの女は、『ジェイソンX』のアンドロイドねーちゃんと肩を並べた。

しかし、本当に笑った・・・ここまでバカな映画だとは思って無かっただけに・・・

(評価:★1)

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