かなり滅茶苦茶で、でもフランス映画だからしゃーないか的な。結構びっくりするよ、このストーリー展開は。とにかく主人公のファンファンには信念なんてものはない。むしろ信念とかダッセ！とか思えてきちゃうくらい。信念のなさが信念みたいな。そして戦闘シーンも全然かっこよくないんだ。腰が引けてて、あんた今の間に3回は刺されただろオイ！って思えるくらい適当。一事が万事全てが適当で、次は一体何をしでかすんだコイツは…っていうドキドキ感だけで乗り切っちゃう凄さ。終わってみたらその斬新すぎる展開に唖然となるも、問答無用の滅茶苦茶加減がなんとも言えず、気分爽快。

それにしても主人公の名前がファンファン･チューリップである事を踏まえて、この邦題はセンスありすぎる。

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08.11.17　記