[コメント] HUNT ハント(2022/韓国)
暴力に対する耐性が心身ともに劇画であり、オチがそうであるようにエスピオナージの皮を被ったヤクザ映画に過ぎない。この趣向がわからないために上司や同僚と殴り合う現場に最初はついていけないのだが、
空想的新大久保で白昼大銃撃戦をやらせる近代的主権感覚のなさは筋の土台にまで侵食している。この蛮人たちが光州に気をやる嘘くささを暗に糾弾するのは、劇中で唯一劇画に見合った造形をしている北のオバハンなのだ。
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