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[コメント] セッソ・マット(1973/伊)

9通りの変化を見せるジャンニーニと胆力据ったラウラの役者力が圧倒的なオムニバス。となればオチのトホホ感さえ好ましい。唯一の変則的挿話が2つの禁忌を越境する可能性を示唆して尚軽やかに脱力風味を携えている。狂った性のタイトルに相応しい。
(★4 けにろん)

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