[コメント] ディア・エヴァン・ハンセン(2021/米)
ミュージカル大好き!!な私が、「感涙ミュージカルが映画化」という見出しに誘われて、公開早々に身に行きましたよ。それがまさか「3点」付けるとは思いませんでした。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「ミュージカルで大ヒット」→「映画化」というのは、ここ最近の割とよくある流れ。だからとっても期待してました。もう、歌を聴いてボロ泣きする気マンマンでした。それが「3点」とは。わたしがミュージカル映画に3点なんて、よっぽどだと思います。
理由はやっぱり「嘘」。主人公エヴァンのついた「嘘」が、人々に希望と光明をもたらす、孤独な気持ちを抱えた人々に寄り添う、そういう映画なんだと思う。でも私はやっぱりその「嘘」が許せなかったんですね。ラブコメなんかによくある「嘘をつく」→「幸せになる」→「でも、ばれる」→「破局」→「大逆転」的な、その嘘が「許されるかどうか?」みたいなところ。
私は許せなかった。それだけなのかもしれません。「女の子と話すきっかけになった」のではなかったら、エヴァンもそんな嘘は付かなかったんだろう。だから嘘のきっかけはラブコメ並みだった。
ならば歌は?もちろんうまい俳優さんたちが心をこめて歌ってる。「いい歌だなぁ」と感じるものもありました。でも、なんか「明るい歌」がほとんどないんです。「エヴァンとコナーが親友だよ」っていう時の歌ぐらいで、あとはシリアスな歌ばかり。気持ちが「高揚」しなかった、それだけなのかもしれません。残念。
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