[コメント] ヒルビリー・エレジー −郷愁の哀歌−(2020/米)
だらしなくもエナジーに満ち溢れたエイミー・アダムスの負け犬人生と、おのれを顧みず孫のため命をはるグレン・クローズの度を超えた生き様が鮮烈。主人公が地方人を飲み込む「クラインの壺」を脱するに至った田舎ならではの女傑たちだ。ドナルド・トランプの支持層とはまさに、懸命に崖を這い昇ろうとするこの白人貧困層なのだと得心がいった。
(水那岐)
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