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[コメント] 蘇える優作 「探偵物語」特別篇(1998/日)

確かにこの頃の松田優作は、生き生きとしていて、自由奔放で、本当に楽しそうに演じていて、それがまた、実にカッコよくて、様になっていた。
シーチキン

2004年夏、地元のローカルTV局がこのドラマを再放送していた。全26話とはいかなかったが、半分以上は見た。

劇場公開された二つも確かに面白かったが、このシリーズの最大の見所は、実は、最後の最後に流れる、次回ドラマの予告編にある。

予告編のナレーションは松田優作がやっているのだが、次回の内容にふれたナレーションはほとんどなく(映像はごく一部を除き、次回作からとられている)、松田優作が好き放題にしゃべっている。

いわく、次回の監督は自分と同郷の下関出身の何某だが、こいつはうんたらかんたら、とか、そろそろこのシリーズも終わりに近づいているので、自分もマジメにやらないと次の仕事がもらえないので、マジメにやっている、とか。

一度だけだが、なんと、映像まで松田優作と知らないおっさん、実は次回作の監督、の二人が出てきて、ぜひこの監督をお願いします、と松田優作が言っているのもあったと記憶している。

信じがたいかもしれないが、本当に、本人が、ナレーションでそう言っている。だから、この映画よりも、本人のナレーションばかりを集めたのがあってもいいんじゃないだろうか。

(評価:★3)

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