[コメント] アリゾナ・ドリーム(1992/仏)
物語が辛く、切なく、痛くなってくると、いつものクストリッツァ・キャラ達が、「ハイ、ごめんなさいよ」と横切っていく。笑っていいのか、泣いていいのか。
自分のルーツを知っていれば、人はいつでも旅に出て新しい根をおろせる。人を愛せる。
ルーツを探しあぐねている者は、旅に出ても、もといたところに帰って来るしかない。寂しさのあまり誰かと抱き合っても、本当には癒されない。
終始半口開いたジョニー・デップに持っていかれるところだった。危ない、危ない。やーよう、あんなドンブリ男っ!
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。