[コメント] ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015/仏=デンマーク)
生々しい人間描写とあいまって、北極海の冒険は大迫力がある。人間の存在など歯牙にもかけぬような大自然の営みには神々しささえ感じさせる。
祖父を慕う一人の少女の冒険物語(の割りには背景がえぐいが)でもあるのだが、それ以上に北極海の荒々しい姿に圧倒させる。冒険者も含めて人間の小ささが描かれているが、それはけして卑屈にならず、人の不屈さとたくましさをも感じさせる。
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