[コメント] 永遠に僕のもの(2018/アルゼンチン=スペイン)
主人公を演じるロレンソ・フェロを、シャラメ君みたいな美少年路線で売り出したかったのかな?配給会社は。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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実際にアルゼンチンで起きた連続殺人をモチーフに作られているということで、金髪の17歳のかわいい顔をした少年が、何の躊躇いもなく、人をバッタバッタと殺してゆく。そういった衝撃の事件がポイント。盗みには全く抵抗がないカルリートスが、ラモンと出会って、そして「銃」を手にしたことで、人の命を奪うことに、まったく抵抗がなくなる。他人に生き死にに関心がないともいえる。「銃」は、天使を「悪魔」に変える。
という犯罪ムービーと並行して、カルリートスの、ラモンへの「思慕」が描かれる。出会いの瞬間から、ずっと見つめていた彼は、直接行動には移さなかったが、シャワーを浴びて、無防備に寝てる彼の腰のバスタオルをそっとほどいて、しばし見つめる。しかしなぜか、盗んだ貴金属を股間の上に乗せる。その心は私にはわかりませんでした。
そしてラモンがどこか遠くに行ってしまうかも?と知ったとき、またしても無防備に眠るラモンの唇に触れた後、ハンドルを切る。そしてラモンを「永遠に僕のもの」にした。ラモンは、となりの視線に全く気付いてないが、金持ち男に身体を許したところには、ちょっとそういう部分もあったのかとも思うが、判りませんでした。それより、「歌手」のオーディションにウキウキ気分で参加したときは、そういうのが似合うともおもった。
そういうBL的な要素を混ぜながらも、結構血みどろな映画だったので、かなり引いたのも確か。
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