[コメント] ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で(2016/カナダ)
実在の女性作家の成功と、書けば書くほど孤独になる裏側の苦悩、という話なのですが、バランスが悪く、見ていて苦しくなってしまいました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
派手なメイクに胸元もあらわなドレスで、さながらマリリン・モンロー。人気作家ネリー・アルカンは、書けば書くほど、追い詰められていく、という話なのですが、現実と虚構のボーダーも曖昧に、今どういう状況なのか、よく判らない映画。
大きく分けて4つの人物。デビュー作が成功し一躍時の人となり、マスコミの前でセクシーアイコンとして自由奔放な振る舞いの人気作家「ネリー・アルカン」。男達の部屋を訪ねる、モデルはネリー自身ではと言われるエスコートガールの「シンシア」。彼氏と薬物に翻弄され、ファッ○ユーを連発の自暴自棄な「アミ」。そして、作家として自身の作品の批評に怯え、書けば書くほど孤独になっていく、素の孤独な女性「イザベル」。その四人が筋立てとかもないまま、バラバラに出てくるので、まとまりがない。
36で亡くなるというのですが、実は自殺らしい。そのあたりはテロップで流してしまいました。もう少し、編集次第で見やすくなるのに。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。