[コメント] 阿波の踊子(1941/日)
マキノをワッショイお祭り主義と捉える視点の象徴足り得る作品。武士道に対する一歩引いた姿勢もいいね。
最も遠い関係のようで近い存在であるアカの他人・お光(高峰秀子)に世情を代弁させるところなんざ、マキノの常套手段ではあるが上手いもんだ(高峰も見事)。阿波踊りの群舞の最中に真実が暴露されていくという、いつもながらではあるがマキノの強引な力業に、半ば呆れつつも圧倒されるのは確か。マキノのワッショイお祭り主義、バンザイ。
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